100円ショップの幼児向け知育教材
学習カード「のりもの」の遊び方
あそびの概要
示された複数の「乗り物」を記憶して再生します。
刺激される知能因子
概念で単位を記憶する
短時間にいくつものことを覚える集中力と記憶力を養うのがねらいです。

3〜4才児 男の子(乗り物に興味・関心があれば女の子も)
カードは2組用意します。

 
カード2組のうち1組はポケットか身体の後に隠しておいて、まず1組のカードだけを使います。

単位の認知
1、表面を上にして全部のカードを手に持ちます。
  いちばん上のカードを一枚だけ見せて「これは何ですか?」と問いかけて名前を答えさせます。
  名前の確認が済んだカードはいちばん下に送ります。
2、同様にして残り全部のカードの名前を一枚ずつ確認します。
  タンカーやタンクローリーなど名前を知らない場合は名前と用途を教えてあげます。
  終わったら、全部のカードを重ねて手に持ちます。

全部のカード(裏面)
 
単位の記憶
3、下例のように、5枚のカードを選んで子どもの前に並べます。
  「さあ、ここにカードが5枚あります。どんな乗り物があるかよく見て覚えてね。」と言葉がけします。
4、子どもが集中していることを確認し、10秒くらい経ったら5枚のカードを取り除きます。
  5枚のカードと残りのカードは別々にしてポケットか身体の後に隠します。
  ★おしゃべりしたりして集中していなかった時はもう一度見せても構いません。
 
記憶の再生
5、下例のように、最初に隠しておいたカード1組をばらばらに広げます。
  「さあ、さっき見せたカードはどれかな?」と言葉がけして見つけ出させます。
  見つけたカードは子どもの手元に置かせます。
  ★どうしても思い出せない時は不足のまま、違うカードを取っている時もそのままにしておきます。

6、子どもがカードを選び終わったら、隠しておいた5枚のカードを並べて1枚ずつ答え合わせをします。
  見つけられないカードがあったらこの時に探させます。

見つけたカードが間違っていた時には「それは違うよ」などと強く否定せず、「よく似ているけどこれじゃなかったね」とか「ちょっと間違えちゃったね」「今度はがんばろうね」などと優しく指摘しましょう、たとえ1枚でも正確に記憶出来れば十分に認めほめてあげることが大切です。

お友だちと一緒に2〜3人で遊ぶのも楽しいですよ。
発達段階が同じくらいの複数の子どもで取り組む時はカルタ取りのやり方で行います。
見つけた子はカードを取って手元に置きます。(二人同時に手が伸びた時は二人とも正解として認めてあげます)

発達段階が異なる場合は「今度は○○ちゃんの番よ」と言って一人ずつ順に指名して行いましょう。途中で見つけられなくなったら次の子と交代します。

複数で遊ぶ時は苦手な子が萎縮しないように「○○ちゃんは全部見つけたね」とか「○○ちゃんは速く見つけたね」など特定の個人をほめ過ぎないようにしましょう。(マンツーマンで行う時はどんなにほめても構いません)

 
★乗り物に対する興味関心が強く認知度も高い場合は6枚〜10枚の記憶に挑戦させましょう。
★記憶が苦手な場合は1枚から始めて2枚、3枚と増やして行きましょう。
 

参考資料
くもん出版 「のりものカード」31枚で945円
【収録内容】
じどうしゃ(じょうようしゃ)/タクシー/バス/パトカー(パトロールカー)/しろバイ/きゅうきゅうしゃ/しょうぼうしゃ/ごみしゅうしゅうしゃ/ダンプカー/ブルドーザー/ミキサーしゃ/クレーンしゃ/タンクローリー/トラクター/オートバイ/でんしゃ/きかんしゃ/きしゃ/しんかんせん/ちかてつ/モノレール/ケーブルカー/ロープウェイ/ふね(きゃくせん)/タンカー/ヨット/ボート/ひこうき(ジェットりょかっき)/ヘリコプター/じてんしゃ/さんりんしゃ/


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