記憶の再生
5、下例のように、最初に隠しておいたカード1組をばらばらに広げます。
「さあ、さっき見せたカードはどれかな?」と言葉がけして見つけ出させます。
見つけたカードは子どもの手元に置かせます。
★どうしても思い出せない時は不足のまま、違うカードを取っている時もそのままにしておきます。
6、子どもがカードを選び終わったら、隠しておいた5枚のカードを並べて1枚ずつ答え合わせをします。
見つけられないカードがあったらこの時に探させます。
見つけたカードが間違っていた時には「それは違うよ」などと強く否定せず、「よく似ているけどこれじゃなかったね」とか「ちょっと間違えちゃったね」「今度はがんばろうね」などと優しく指摘しましょう、たとえ1枚でも正確に記憶出来れば十分に認めほめてあげることが大切です。
お友だちと一緒に2〜3人で遊ぶのも楽しいですよ。
発達段階が同じくらいの複数の子どもで取り組む時はカルタ取りのやり方で行います。
見つけた子はカードを取って手元に置きます。(二人同時に手が伸びた時は二人とも正解として認めてあげます)
発達段階が異なる場合は「今度は○○ちゃんの番よ」と言って一人ずつ順に指名して行いましょう。途中で見つけられなくなったら次の子と交代します。
複数で遊ぶ時は苦手な子が萎縮しないように「○○ちゃんは全部見つけたね」とか「○○ちゃんは速く見つけたね」など特定の個人をほめ過ぎないようにしましょう。(マンツーマンで行う時はどんなにほめても構いません)
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