100円ショップの玩具
「神経衰弱ゲーム」の遊び方
あそびの概要
発達段階に応じて様々な遊びができます。ゲーム感覚で取り組みましょう。
刺激される知能因子
概念で分類を評価する
ただ分類させるだけでなく、それぞれのものの特長について話し合いながら行いましょう。

「神経衰弱ゲーム」には、果物、動物、乗り物の3種類があります。

2〜3才児 認知のあそび
自分が知っているものを選び出させて各々それはどんなものなのか話し合います。

3〜4才児 評価のあそび
同じカテゴリーのものを集める「概念で分類を評価する」
同じ絵のものを2枚ずつ並べる「図形で分類を評価する」
同じ色のものを集める「記号で分類を評価する」

4〜5才児 規則性を保って繰り返し並べる「図形で体系を評価する」

 
2〜3才児 一つひとつのものについて話し合う

[例]果物のセット
1種類1枚ずつのピース12枚を選び出しておきます。(「洋なし」など知らないと思われる果物は外しておきます)

全部のピースをばらばらに広げて、「いろんな果物があるね」「○○ちゃんが食べたのもあるね」と問いかけ、知っているものを指で示させる。子どもが指さしたもの、例えば「いちご」であれば「これは何という果物かな?」「どんな味がするかな?」「これは何色かな?」「ケーキの上にも載っているね」などと言葉がけして「いちご」の特長について話し合います。

ほとんど知っていると思われる場合は「○○ちゃんが知っているのはどれとどれかな?」と言葉がけし、子どもに選び出させてから1枚ずつ話し合います。

動物のセット、乗り物のセットも同様に行います。




3〜4才児 同じカテゴリーのものを集める
3種類のピース72枚を全部ばらばらに広げてから3枚のパネルを使ってそれぞれ果物、動物、乗り物に分けさせます

  




3〜4才児 同じ絵のものを2枚ずつ並べる

1枚のパネルだと2枚ずつ横並びに出来ませんので床の上で並べさせます。パネルはつなげられるので5セット購入すれば5枚を横に連結して使えます。
[例]果物、動物、乗り物の順にペアにして並べさせる
「同じ果物を見つけて2枚ずつ並べて下さい」と言葉がけして果物のペアを横に並べさせます。続いて動物のセット、乗り物のセットも同様に並べさせます。


  
 
3〜4才児 同じ色のものを集める

果物のセット、動物のセット、乗り物のセットから各々1種類1枚ずつのピース36枚を選び出しておきます。

「赤いものを見つけてここに並べて下さい」「全部赤くなくても、赤いところがあるものを見つけてね」と言葉がけして赤色系のピース並べさせます。ピンク色なども赤色の仲間とします。

同様に黄色系のもの、青色系のものも行います。






4〜5才児 規則性を保って繰り返し並べる

同じ種類のものを3セット以上で遊びます。

「おふろでパズル」と同様の遊びです。
下例のように、「さる」「ねこ」「さる」「ねこ」と並べて見せて、続けて同じ順番で並べさせます。同じやり方で指定したパターンを繰り返させます。集中力と持続力を養うには同じ種類のものを5セット以上購入して長く長くつなげさせるのも良いですね。



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